宮城県気仙沼市に行こう!

出発前日の夜、ポールの愛車のエクストレイルにすべての物資を積み込みました。予想していたよりもはるかに多くの物資が集まり、全部積めるかちょっと心配しましたが見事にスッポリはまりました。屋根の上にはおむつをガッチリ固定。

改めまして、支援物資を提供してくださったみなさんにお礼申し上げます。ありがとうございます!!

出 発当日、前もって連絡を取っていた避難所で働いている方に、果物ならばバナナが重宝すると言われたので購入するために朝5時に青果店に行きました。以前電 話で問い合わせをしていた為、到着するとすぐに私たちに気づいてくれました。バナナを4箱購入すると、せっかくだからとリンゴ2箱といちごも持たせてくだ さいました。何か出来ないかと思っていて、昨日は娘と募金しに行ってきたのよと教えてくださいました。とても素敵なご夫婦でした。ありがとうございまし た!!

それらも乗せ、いよいよ気仙沼へ向けて出発。早朝だったこともありとても順調でスムーズに進みました。気仙沼に近づくにつれ、緊張や 不安、ようやく届けられる!といった希望などいろんな感情が入り混じり複雑な心境でした。被災地はどんな状況になっているのだろう…少し恐怖感も感じなが らも、元気を届けなければ!と気持ちを落ち着かせていました。

小学校までの道のりではあまり目立った被害を見ることなく、無事に辿り着くこ とができました。午前中に着いたので街中には人がたくさんいましたが、その時間避難所にはあまり人はいませんでした。グラウンドでは子供たちが笑顔で遊 び、本部の体育館前ではゆっくりタバコを吸いながら一休みしている方々もおり、非常に穏やかな空気が流れていました。皆さん笑顔で挨拶してくださいました が、その顔にはやはり疲労の色が見受けられました。

連絡を取っていた方を探しましたが今は外出しているとのことで、他の働いている方々にお 話しをし、とりあえず物資を体育館に降ろすことに。近くにいたタクシーの運転手さんも手伝ってくださりあっという間に降ろし終わりました。そうこうしてい る間に連絡を取っていた方が戻ってきたとのことで、少しお話を聞くことが出来ました。彼は避難所での生活の様子をたくさん教えてくださいました。気仙沼小 学校はすぐ隣に中学校、その脇には市民会館を3つのコミュニティがあり、あわせて約1100人が避難所生活をしているとのこと。食事や物資はコミュニティ 内で連携を取ってやりとりしているそうです。食事は自衛隊が炊き出しをし、ご飯などは十分な量を確保出来ているそうです。ただ、毎回の食事がごはんと紙 コップ一杯のみそ汁だけということがほとんどで、かなり偏った栄養バランスになっているとのこと。おかずになるものがなく、かなり困っているそうです。ふ りかけだけでもあれば全然違うとお話していました。その後彼は、避難所で生活している子供たちが始めた「ファイト新聞」を見せてくれました。電気が復旧し た9日目から毎日欠かさず発行されているその新聞は、避難所で生活している人々に元気と明るさを与えているそうです。色鉛筆などを使ってカラフルに書かれ た新聞には、「電気ふっ活!」や「イスラエル人がカレーを作ってくれました!」など子供たちの目線で毎日の出来事が書かれていました。

彼は 私たちに、もし時間があれば被害にあった場所を見ていき、見たこと感じたことを是非秋田の人たちに伝えて欲しいとおっしゃいました。最初はこのまま帰るべ きなのじゃないかと思っていたのですが、少しだけ見ていくことにしました。高い丘の上にある小学校からの道を下り、少し行くとすぐに瓦礫の山々が見えてき ました。海からは少し距離があったので、最初は地震の揺れで崩れたのかと思ったのですが、逆さまにひっくり返った車を見て津波の被害だということがわかり ました。建物の一階部分は突き破られてごっそりとなくなり瓦礫で覆い尽くされ、家々の間の隙間にもたくさんの瓦礫が押し込まれていました。海岸沿いに行く と、木々は真横に押し倒され、重機のレールのようなものがぐにゃりと曲がり電柱に巻きついていました。川沿いにはたくさんの泥と瓦礫、車が残っており、津 波が川を上って押し寄せてきたことが見受けられました。実際にこの目で見てもなお、この光景が現実であることが信じられませんでした。

被災された方々のショックは量りきれません。私たちが避難所で出会った笑顔の裏にはどれほどの悲しみが隠れているのか…胸が苦しくなりました。微力ながらも、これからも継続的に支援していきたいと強く思いました。

帰 り道、気仙沼から30~40分離れたところにあるお店に立ち寄りました。これから継続的に支援していく為に、なるべく被災地の近くで果物などを確保できな いかと思い相談させて頂きました。そちらの方もとても協力的な方で、その方を通してまとまった量の果物などを購入出来るようにして頂きました。

あとはなるべくたくさんの資金を集めること。個人的にはなかなか難しいことですが、さまざまな方法を考え支援金を集めたいと思っています。私たちが出来ることを一生懸命頑張ろう!

今回、行く先々で素敵な方々にたくさん出会いました。本当に感謝しています。ありがとうございます!みんなが何か力になれないか考えています。みんなの気持ちはひとつです。頑張ろう、日本!頑張ろう、東北!!

Minami

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